市役所試験に向けて、久しぶりの勉強をどう始めればいいか悩んでいるあなたへ。
「何から手をつければいいかわからない」
「仕事と勉強を両立できるか不安」
その気持ち、よくわかります。
私は複数の市役所に累計で約10年勤め、長年のブランクがある中での試験勉強を経て転職試験の筆記に合格した経験があります。
この記事を読めば、
筆記試験の出題範囲
YouTubeとAIを活用した隙間時間の勉強法
論文試験対策のポイント
がわかります。
一つひとつ正しく準備を進めて続けていけば、必ず合格まで辿り着けます。
試験の全体像を把握しよう
まず、市役所の採用試験の流れを整理します。詳しくは別の記事でも触れていますので、ぜひそちらもご覧ください。
筆記試験(学科試験)の内容
市役所の筆記試験には主にA・B・C日程があります。
- A日程:6月下旬
- B日程:7月
- C日程:9月中旬
申し込み期限は概ね試験の1〜2ヶ月前です。
まず、忘れずに申し込みを済ませることが大切です。
試験科目は次の通りです。
- 社会科学:現代社会・公民・倫理・公共に相当する分野
- 人文科学:世界史・日本史・地理に相当する分野
- 自然科学:数学・理科・生物・化学に相当する分野
- 数的推理:確率や速さなどの計算問題
- 判断推理:図形・パズル・論理問題
- 文章理解:日本語・英語の長文読解
- 資料解釈:統計データやグラフから数値を読み解く問題
加えて作文試験(論文試験)があります。
テーマに対して自分の考えと解決案を書く試験です。
私が受けたのは、AIと人間の役割の違いについて考えさせるテーマでした。
たとえば「AIが進化する時代に、人にしかできないことは何か」といった切り口です。
よければ練習としてこうしたテーマでも書いてみてください。
まだ申し込んでいない方へ
私の後輩に、地元の市役所で働きたいと思いながらも、なかなか勉強を始められないという子がいました。
そのときに伝えたアドバイスは一つだけです。
「とりあえず試験に申し込む。」
人は締め切り(期限)が決まると、嫌でも動き出します。
少し手をつけ始めれば、やる気は自然と出てきます。
この記事を読み終えたら、すぐに募集要項を確認し、応募してください。
やるべきことが見えてきて、自然とエンジンがかかりますよ。
面接試験について
筆記試験のおよそ1ヶ月後(合格発表からは約2週間後)に面接試験があります。
志望動機・自己PR・希望する仕事など、聞かれることは面接官によってさまざまです。
面接で一番大切なのは「熱意」だと思っています。
「どうして市役所で働きたいのか」
「どうしてこの市役所なのか」
「何がしたいのか」
聞き方を変えながら、同じ根っこの質問を何度もされます。
あなたの志望動機はあなたにしかありません。
他の誰とも違う、あなたの言葉で自分の気持ちをしっかり伝えることを意識してください。
勉強法:まず「スマホの中」を整理した
社会人が勉強で一番大変なのは、時間の確保です。
当時の私もそうでした。
- 仕事が忙しく、残業でなかなか帰れない
- 溜まった家事をこなさないといけない
- たまの休みは体を休めたい
- パートナーとの時間が疎かになって喧嘩してしまう
でも正直に言うと、当時の私はゲーム・漫画・YouTube・SNS・アニメで毎日の時間を使い切っていました。
そんな私がまず始めたのが「スマホの中の整理」でした。
ゲームは全て削除。
漫画アプリも全て削除。
YouTubeのチャンネル登録も解除。
プライムビデオとXはホーム画面から消しました。
ノーペイン・ノーゲイン(犠牲なくして成功なし)。
合格するまで、趣味に使っていた時間は全て勉強に使う。
それくらいやらないと合格できないと自分に言い聞かせました。
独学を支えた2冊の問題集
私の勉強スタイルは、過去問を解いて、解説を見てもわからなければ自分で調べるやり方です。
私の独学を支えてくれた問題集は以下の2冊です。
- 「無敵の地方公務員初級過去問クリア問題集」
- 「公務員試験合格の350シリーズ」
どちらも書店で実際に中身を確認して選びました。
問題集選びは自分の目で確かめることが一番です。
YouTubeとAIを最大限に活用する
問題集を始めてすぐに壁にぶつかりました。
「学生の時に習ってないぞ」
「数的推理・判断推理ってなんだ」
そんな状態からのスタートでした。
そこで活用したのがYouTubeです。
私がよくお世話になったチャンネルはこちらです。
- 「おいなりさん(SPI対策)」
- 「公務員対策セイウチ塾」
- 「公務員のライト」
今ならAIも活用できます。
過去問を収集してA Iに問題を出題させる
問題の写真を撮ってわからない箇所や説明が不足している箇所の質問をする
時事問題に向けた情報収集や問題を作成させる
使えるものは何でも使う精神で取り組みましょう。
ちなみに私の場合は英語・世界史・化学・物理は捨てました。
試験範囲は本当に広いです。
ある程度の時期になったら勉強する科目の取捨選択をしましょう。
隙間時間の活用が全て
まとまった勉強時間の確保は難しいです。
そこで活躍したのがYouTubeの聞き流しです。
イヤホンをつければ、家事・通勤・買い物中でも勉強できます。
私が使っているイヤホンはAnkerの「Soundcore Life P2 Mini」です。
コスパが良くバッテリー持ちも優秀でおすすめです。
論文試験の対策
試験2ヶ月前から論文対策を始めました。
やったことはシンプルです。
過去の公務員試験で出題されたテーマで実際に書いてみる
それだけです。
意識したのは4点です。
- 書くことに慣れる
- 文章の構成を作ることに慣れる
- テーマに対して自分の経験から引き出せるものをピックアップしておく
- 結論に「自分ならでは」をしっかり組み込む
それでも乗り越えた約5ヶ月
残業で時間が取れない日
風邪をひいた日
身内に不幸があった日
パートナーと喧嘩して受験をやめようか悩んだ日
いろんなことがありました。
それでも約5ヶ月間、毎日勉強を続けた結果、筆記試験に合格できました。
今、久しぶりの勉強に不安を感じている人もいるかもしれません。
安心してください。
毎日少しずつでも積み上げていけば、必ず合格できます。
ただ、気晴らしの時間も大切です。
たまには自分に優しい日を作ってあげてください。
この記事では、筆記試験の出題範囲・YouTubeとAIを活用した勉強法・論文試験対策のポイントをお伝えしました。
一つだけ余談をさせてください。
私はこの後の面接試験で不合格になっています。
学科試験の合格はゴールではありません。
とはいえ、遠い先のことを考えすぎると今がツラくなります。
今は目の前のことに集中。
たまに、先を見据えて準備をする。
そのくらいの配分で十分です。
ちなみに、筆記試験の後にどうして面接試験に落ちたのか。
どうやってその後、合格になったのかはこちらの記事をご覧ください。

この記事を読んで、「自分にもできそうだ、やってみよう」と思っていただけたら嬉しいです。
あなたの努力は必ず報われます。
応援しています。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
この記事があなたの参考になれたなら嬉しいです。


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