市役所の転職面接、一度落ちた話|失敗の原因と合格までのリアル

市役所転職

「何から勉強すればいいかわからない」「面接でどんなことを聞かれるのか」「もし落ちたらどうしよう」、そんな不安を抱えているあなたへ。

それは当然のことです。試験を前にして不安を感じない人の方が少ないでしょう。

私は市役所に10年勤め、転職試験を受けて一度面接で落ちました。それでも諦めずに再挑戦し、別の市役所への転職を実現した経験があります。

この記事を読めば、筆記試験の勉強法・面接で実際に聞かれた内容・一度不合格になった原因と合格までの行動がわかります。同じ失敗を繰り返さず、本番で力を出し切るための参考にしてください。

ノーペイン・ノーゲイン(犠牲なくして成功なし)

受験までの経緯や全体の流れはこちらの記事で紹介しています。ぜひそちらもご覧ください。

まず最初にやったのは、スマホからゲームと漫画アプリを全て削除することでした。何年も続けていたパズドラとパワプロを消すのは、正直かなり勇気がいりました。でもそれくらいの覚悟で臨もうと思ったのです。

隙間時間をかき集めた4ヶ月

試験まで約4ヶ月、勉強のメインはYouTubeの解説動画でした。基本科目・時事問題の一問一答・数的推理の解き方など、通勤中・お風呂・掃除・料理の時間を使って聞き流し続けました。1週間、1ヶ月、2ヶ月と経つうちに少しずつ解けるものが増えていき、直前には過去問で7〜8割正解できるようになっていました。

一つだけ反省点をお伝えします。私は英語が大の苦手で、英語の勉強はほとんど手をつけませんでした。苦手な科目ほど点が伸びる余地が大きいです。私を反面教師にして、苦手なものこそ後回しにしないでください。

筆記を突破して面接へ、しかし…

筆記試験はなんとか合格。およそ1ヶ月後、面接試験の準備に取り掛かりました。

先にお伝えしておきます。この面接試験で、私は不合格になります。

原因は慢心でした。「市役所から市役所だから即戦力として見られるだろう」「転職の動機もプラスに捉えられやすいはず」、今思えば甘い考えでした。

市役所の面接で聞かれたこと

面接では主にこんなことを聞かれました。

  • 志望動機
  • 警察や前職を選んだ理由・辞めた理由
  • 配属部署と業務内容
  • 残業時間・苦手な業務や人のタイプ
  • 小論文の内容をどう活かせるか
  • 大変だったこと・やりがいを感じたこと
  • 家族の理解・今の市役所を辞めることになっているか

想定していたのは「今の市役所の仕事内容」でしたが、実際には警察時代の質問が多かったのです。10年以上前のことでうろ覚え、準備もほぼゼロ。答えをまとめられませんでした。

逆に準備していた質問にはすらすら答えたため、「準備不足の部分」と「用意してきた答え」の差が際立ってしまったのかもしれません。

もぉ何も考えられない

結果は不合格。発表の日は仕事が手につきませんでした。単身赴任か、別の仕事を探すか、しばらく頭の中がぐるぐると回り続けました。

長男の誕生。そしてリベンジへ

そんな中、長男が生まれました。コロナ禍で立ち会いも面会もできず、退院して初めて抱っこした時、あまりの小ささに感動しました。この子のためにも、できることは全部やろう。そう思いました。

気持ちを切り替えて求人を調べ直し、「一年後にもう一度受けて合格する」と決めた矢先、妻の地元の市役所がUIターン者枠の採用試験を実施すると知りました。これしかないと思い、すぐに応募しました。

二度目の挑戦——今度は違った

前回の反省を全て潰して臨んだ

今度は違いました。前回聞かれた質問を全て書き出し、答えを考え直しました。警察時代のことも含めて、自分の言葉で答えられるまで準備しました。妻と何度も模擬面接を重ね、部屋への入り方・退出の仕方まで練習しました。

試験は一次がWEB面接、二次が対面。一次は人事の職員との面接でしたが、気さくに話しかけてもらえたおかげで自分らしく答えられ、合格。

合格!——自分らしく答えられた二次面接

二次試験の当日の朝、妻がお守りを持たせてくれました。手作りで、中には手紙が入っていました。ビビってる場合じゃない、と気合いを入れて会場に向かいました。

聞かれた内容は1回目とほぼ同じ。でも今回は昔のことまでしっかり振り返って臨んだので、全ての質問に自分らしく答えられました。最後に「こちらから聞きたいことはありますか」と問われたので、「これまでの市役所勤務で一番思い出に残っていることを教えてください」と聞きました。硬くならず、自然な会話ができたと思います。

結果は合格!!

妻と子どもと離れることなく暮らせる。そう思ったら、涙が出ました。

私のように、たまたま同じ市役所の追加試験があるとは限りません。でも諦めずに準備を続けていなければ、今の私はいなかったと言い切れます。

うまくいかなかった後にも、できることは必ずあります。任期付採用や会計年度採用という入口もあります。試験に落ちた後も行動し続ける人には、明るい未来につながる道が残っています。


この記事では、筆記試験の勉強法・面接で実際に聞かれた内容・一度不合格になった原因と二度目で合格をつかむまでの体験をお伝えしました。

最後に、面接に向けて具体的なアドバイスを3つお伝えします。

① 慢心しない
「経験があるから大丈夫」は危険です。私がそれで落ちました。

② 自分のことをしっかり振り返る
今の職場のことだけでなく、前職や学生時代まで遡って振り返っておきましょう。長く話せなくていいです。短くても自分の言葉で答えられるように準備しておくことが大切です。

③ ゆっくり話す
緊張すると早口になります。意識的にゆっくり話すだけで、落ち着いて見えます。


ここまで読んでくださったあなたは、すでに本気で合格を目指しています。その本気さがあれば、本来の力を出し切れば必ず合格できます。

合格した日のことを想像してみてください。誰かに報告する場面、一緒に喜んでくれる人の顔。そのためにも、今できる準備を一つずつ積み上げてください。あなたの頑張りは、必ず結果につながります。

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